1951-05-24 第10回国会 衆議院 厚生委員会 第28号
たとえば遺家族の問題にいたしましても、未復員者家族の問題にしましても、傷痍軍人の問題にしましても、また母子福祉の問題につきましても、また児童福祉の問題につきましても、非常に大きな問題を投げかけておるのでありますが、今この社会保障制度の勧告を前にして、しかも現段階のような社会福祉行政を目の前に見ながら、大蔵省が今までのごとく厚生省を押えながら、熱意ある財政的裏づけをなさらないならば、大きな一つの国家施策
たとえば遺家族の問題にいたしましても、未復員者家族の問題にしましても、傷痍軍人の問題にしましても、また母子福祉の問題につきましても、また児童福祉の問題につきましても、非常に大きな問題を投げかけておるのでありますが、今この社会保障制度の勧告を前にして、しかも現段階のような社会福祉行政を目の前に見ながら、大蔵省が今までのごとく厚生省を押えながら、熱意ある財政的裏づけをなさらないならば、大きな一つの国家施策
未復員者家族の救護法による救護資金とか、あるいは給與額とかいうことの御答弁も、またたいへんわれわれ委員会においては参考になることでありますが、未復員者留守宅の家族の救護法あるいは生活保護法と対比して、現在の二つの法律によつて生活保護のために給與しておる金額を比較検討すれば、生活保護法によつて救護を受けている方は——たとえば五人家族の場合は、大都市は現行法では五千五百円ですが、中都市は五千円とか、農村
たとえば未復員者家族の調査というものを、各府県を通じて政府はなさつているのであるか、この結果、われわれはたびたび政府の方に要求しているのであります。この委員会におきましても、私たびたび申し上げたのでありますか、まず現存の調査された未帰還者数というものを、いわゆる大字別、町村別、あるいは郡別、県別に下から積み上げたこの御調査の数字を発表願いたい。これをひとつお願いしたいのであります。
その内容は、国際的にわたらず引揚促進に協力を、求めるとか、末復員者家族に同情して愛の手を差延べようといつた、あくまで国内問題にとどめるという條件つきで、またこの條件に合わないときは取りやめるということで原稿を出してもらつた。ところが内容が條件にマツチせず、一例をあげれば「在ソ同盟は九万名というが、われわれの調査したところではまだ三十万名以上の同胞が残つている。
私は、遺族にも、未復員者家族、傷痍軍人と同樣に特別に援護の手が差し延べらるべきであると信ずるのであります。 私は、この点に関する要求を物質的な面からのみいたすのではありません。遺族に対してかかる思典が與えられるということによつて社会が遺族を人並に扱つてくれるのであります。遺族は、その愛する肉親の死沒が公務によるものであることを明白に承知して心励むのであります。
從つてこの六百円、四百円というものは理論的な根拠ではないわけでありますけれども、この点は今千円或いは千二百円という人事院案が必ずしも通る通らんは時間的になかなか困難でありますから、ただ少くとも未復員者家族の扶養手当は政府職員並びに、それにスライドするような方向に、この委員会で強く要望して置くという現れの一つだということで、これをやつて行くことに御了承願つて御異議ございませんか。
昭和二十三年十一月九日(火曜日) 午前十一時八分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第六号 昭和二十三年十一月九日 午前十時開議 第一 日系の大陸在留孤児救済に関する請願(委員長報告) 第二 在外同胞引揚促進に関する請願(三件)(委員長報告) 第三 台湾引揚者に対する緊急措置に関する陳情(委員長報告) 第四 在外同胞引揚促進並びに未復員者家族援護に関する陳情
陳情の分に対しましては、第五百二十六号、第五百四十号、これは在外同胞引揚促進並びに未復員者家族援護に関する陳情、並びに在外同胞引揚促進に関する陳情でございまして、大体の趣旨は請願に申述べましたと同じような趣旨でございますし、五百二十六号はそれに家族援護に関する件が載つておるのでありますが、これも前数回に亘つて採択したる陳情と同趣旨でございますので、審議の結果、採択して特別委員会に送るべきものと決定いたしました
次に意見書は、在外同胞引揚促進並びに未復員者家族援護に関する陳情、新潟縣南魚沼郡伊米ヶ崎村大字原虫野新田、松田隆吉外一万五百四名提出、右の陳情は、平和國家再建のために在外同胞の引揚促進を図られるとともに未復員者給與法を改正して未復員者及び復員引揚者に対する待遇を改善されたいとの趣旨であつて参議院は、願意の大体は妥当なものなりと思う。よつて内閣は鋭意これが実現に努力せられたい。
継続審査要求書 一、審査事件 第九百八十一号 日系の大陸在留孤兒救済に関する請願第千四十号 在外同胞引揚促進に関する請願第千百三十四号 引揚同胞対策審議会設置に関する請願第千百七十日号 在外同胞引揚促進に関する請願第千百七十四号同第五百二号 台湾引揚者に対する緊急措置に関する陳情第五百二十六号 在外同胞引揚促進並びに未復員者家族援護に関する陳情第五百二十九号 青島における居留民立替金の返還に関する
この件に関しましては先日の委員会におきまして、特に政府委員に質問申し上げまして、政府の意のあるところを諒としたわけでありますが、要は未復員家族のみならず、一般邦人の留守家族に対しても、未復員者家族と同樣の扶養手当を支給してもらいたいという、強い希望が國内の各方面にあるわけであります。殊に現地において強制徴用され、あるいは、また強制留用をされるというような方々が滿州においては非常に多いのであります。
それから海外同胞の引揚の受入態勢についての考え、並びにそれらの人々に対する更生資金の増額の問題、未復員者家族等に対する給與の引上げ問題等でありました。 第一の御質問の、生死不明者に対して何らか急速な手を打つて、そうしてその残つておる人々の財産上の問題、或いは結婚の問題、或いは生活の問題等に適当な処置を講ずる必要があるのではないか、こういう御質問は、私御尤もだと考えるのであります。